2010年12月12日

アオリイカ釣り

そろそろシーズン終盤に差し掛かっていますが、比較的水温の高い紀南地方では、まだまだアオリイカの季節ですひらめき
久しぶりに、幽霊部員として(?)所属している、イカ釣り部の部活動に参加しました。

紀南地方で生まれたアオリイカ釣り技法「ヤエン釣り」を実践する、このイカ釣り部。
ヤエン釣り」とは、活き餌を泳がせてイカを誘い、イカが餌に抱きつくと、釣り糸に掛け針のついた針金「ヤエン」を掛けて水中へ滑らし、イカを引っ掛けて釣り上げる釣法のことで、紀南地方では多くの釣り人がこのヤエン釣りを楽しんでいるそうです。

餌の活きアジを入手して、田辺市内の、イカ釣り部部長おすすめの釣り場に部員が集合したのが夕方5時過ぎ。
釣り場に着くと、辺りはすぐ真っ暗に。
そして思ったより風が強く、風で竿が揺れているのかアタリなのかが分からないというコンディションの中で、2度ほど部員の竿にアタリが来ましたが、1回目は引き寄せるのが早すぎ、2回目はアジだけかじられて逃げられてしまい・・・
3度目にして、部長の竿にアタリが来て、その後強い引きがあり、竿がしなった状態で止まったので、いよいよ「ヤエン」投入の準備!

強い引きがあるのは、イカは餌に抱きつくとまず、餌の頭をかじって絶命させた後、落ち着いて食事できるところに引っ張って行くからだそう。
イカがお食事タイムに入れば、竿はしなった状態で止まるので、ここでヤエンを投入するというわけです。
とは言え、海の中の様子は見えないので、イカとの駆け引きがなかなか難しく、奥が深い。
と、いかにも一端の釣り師のようなことを書いていますが、聞きかじりですあせあせ(飛び散る汗)

幸い、投入したヤエンがしっかりかかって、部長がリールを巻く間、私は緊張しながらも網を担当させてもらい、近くまで寄せたイカを水中でキャッチグッド(上向き矢印)
小ぶりですが、この日唯一の収穫となったアオリイカを釣り上げることができましたぴかぴか(新しい)
所要時間、約4時間。寒い中、粘り強く待った甲斐がありました。よかったよかったひらめき

s-DSCN1452mm.jpg


余談ですが、イカが食べた後の活きアジは、こんな感じです。

s-DSCN1457m.jpg

アジを足でしっかり抱いてかじるそうなのですが、頭部がスッパリと切れています。
イカの歯って、こんなに鋭いんですね〜。びっくり。

s-DSCN1468.jpg

釣れたイカを、プレゼントしていただきました。
イカはさばいた後、一旦冷凍すると、より柔らかく、甘くなるそう。
今夜は、一晩冷凍庫でお預け状態だったイカ刺しを肴に、晩酌の予定でするんるん
幽霊部員を返上して、次回は自分で釣り上げたいものですわーい(嬉しい顔)


(しゃぶ)

posted by TKTBスタッフ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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