温暖な紀南地方でも、木曜の夜から金曜にかけて雪が降り・・・立春とは名ばかりの土曜日。
和歌山県の最高峰・標高1382mの龍神岳へ、スノーシュー(かんじき)トレッキングに出かけてきました
この機会にぜひ、樹氷が見たいと思っていたところ、現・龍神観光協会事務局、前・ツーリズムビューロー事務局長のをさが、龍神岳へ看板の付け替えに行くので、同行させていただけるとのこと。
待ちに待った土曜日の朝。それまで通行止めだった高野龍神スカイラインがチェーン規制に切り替わったので、勇んで出発しました
龍神行政局でをさと合流し、スタッドレスタイヤを装着した龍神観光協会の車に乗り換えて、いざ高野龍神スカイラインへ。
龍神温泉や季楽里龍神を過ぎたあたりから、道路沿いに積雪が見られるようになり、標高が上がるにつれて、周りの景色がどんどん変わっていきます。これ↓は、道中の恋小袖の瀧。
瀧がツララになってますよ龍神岳の雪はどうなのでしょうか?!期待が高まります
ごまさんスカイタワーに到着。すでに、一面すっかり銀世界です
荒れ模様のお天気に少々不安を覚えながらも、ここでスノーシュー(かんじき)を装着して、龍神岳スノートレッキングを開始。
まずは護摩壇山の山頂を目指して登り始め、すぐに樹氷を発見!ここが温暖な紀南地方だなんて、信じられますか?
パクッと、樹氷を食べてみました。冷たくて美味しい
慣れないスノーシューに足を取られ悪戦苦闘しながらも、ひとまず護摩壇山の山頂に到着しました。
ここで、をさがおもむろに看板付け替えを開始・・・手作りの看板です。味がありますね。
でも、あれれ?
よ~く見てみると龍神岳ではなく、龍神「缶」になってますよ?書き間違いでしょうか?!
(詳しくは、龍神観光協会のブログをご参照ください)
道理で、付け替えが必要だったわけですね私たちが出発する一足先に、龍神岳登頂に出かけた男性にお会いしましたが、その方は「んん?」と思ったことでしょう。
証拠隠滅の一部始終を、写真に収めました。ちゃんと「龍神岳」になりました。よかったよかった
無事、看板の付け替えが終わったところで、休憩所にてランチタイム。
歩いている間はポカポカして寒さも苦になりませんでしたが、じっとしていると寒い
気温を測ってみると、−3.8℃でした。そりゃ寒いはずです。周りは吹雪です。
をさが持参してくれた手作りのヤカンセットでお湯を沸かし、温かいカップ麺&コーヒーで暖を取ります。
ランチの間に吹雪が止み、それまで雪雲とガスで曇っていた空が青空に!よかった〜
ランチで身体も温まって、元気に最高峰・龍神岳を目指します。ここからは、しばらく下りが続きます。
サラサラ、ふかふかのパウダースノー・・・ストックが全く役に立ちません。
深いところでは、1m以上の積雪があったのではないでしょうか。
スノーシューを履いていても、踏み出す度に足が雪にすっぽり埋まってしまいます。
2本の鉄塔が見えてきたら、最高峰・龍神岳山頂はもうすぐ。
鉄塔の側に龍神岳の石碑があり、ここから、近くは護摩壇山の山頂、遠くは奈良県・吉野の峰々を望むことができます。
高野龍神スカイラインが、あんなに下に見えます!結構登ってきたんですね。
山頂付近で、新雪の上に仰向けにバタンと倒れてみました。
ふっかふかで、最高に気持ちいい
龍神岳を下って、林道伝いにごまさんスカイタワーへ・・・と考えていたら、
その林道すらも、こんな状態になっていました。積雪は一体何mあるのでしょうか?!雪がデコレーションケーキの、ホイップクリームのように見えます。
途中で動物の足跡を発見!結構大きな足です。鹿や猪ではなさそう・・・もしかするとツキノワグマ?!
写真を撮るのもそこそこに、先を急ぐことにしました
長かったようで短かったスノートレッキング、あっと言う間にごまさんスカイタワー入り口に帰還。
誰かが作った、小さな小さなかまくらを発見。子供用かな?
スカイタワー周辺では、親子連れがそり滑りを楽しんでいました。
私も雪そりを持ってきたらもっと楽しかったかも!次回登られる方はぜひ
田辺市街地からわずか2時間ほどで行ける、お手軽だけど本格的な銀世界。
お天気にも良質の雪にも恵まれ、すっかり非日常を満喫しました。
辰年の今年皆さんも、辰にちなんで龍神岳登頂に挑戦してみてはいかがでしょうか?
登頂後はぜひ、日本三美人の湯・龍神温泉で冷えきった体を温めてくださいね。
今年はさらに、龍神村に宿泊して龍神岳登頂を達成すれば、シリアルナンバー入りの素敵な登頂証明書(特製の手漉き和紙製)がもらえますよ
詳しくは、下記をご参照ください。
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(しゃぶ)
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