Tourism for Tomorrow AWARD 2012
授賞式に出席してきました。
最終選考者 FINALIST 選出の報を受けたのが、1月下旬。あわよくば世界一!と狙い願った3ケ月。いよいよこの日がやってきました。
こんなに胸がドキドキ

何日も前から、あと6日、あと5日・・・と私がスピーチするわけでもないのに、一番緊張していたような気がします。
今も、書きながら思い出して動悸がします。
(年のせいではないと、思いたい。)
会場は、年末の歌番組でよく見るグランドプリンスホテル新高輪 飛天の間。華やか〜

飛天の間のエントランス
ここからはID


打ち合わせを終えたプロモーション事業部長が呼びに来て、運営者の方から「finalist」の証明書を受け取りました。フレームに入ったこの証明書の輝かしさに、ますます落ち着かなくなってしまいました。
日本の形式では、席次表なるものがあることが多いですがそれがなく、Reservation 円卓のどこに座ればいいのか、しばらく右往左往したあと、やっとメインステージやや左手の前から2列に落ち着く

実は、この参加者リストにいたっても、finalist初め招待客には、予めTOSHIBA REGZA タブレットが1人に1台ずつ配布されており、その画面上で確認することができるシステムになっていたんです。どこの国の誰が参加しているかわかること、オンラインでメッセージのやりとりが可能と。説明はうけていたのですが、使いこなせず、不便もなし。
このタブレットは、今後の業務に有効に使わせていただきます。
TOSHIBA様ありがとうございました。
英語で進行されるセレモニー、同時通訳のイヤホンから、
「日本国内閣総理大臣野田佳彦」とのアナウンスが。
なぬっ?
飛天のメインドアが“ばばばば〜ん”と開き、
大勢のSPに囲まれスポットライトを浴びた野田首相が、参加者の大きな拍手に迎えられてお入りになられました。
国際組織であるWTTCのサミットが日本で開催されるにあたって、開催国の首相として歓迎のご挨拶をされるためです。海外からの招待客も立ちあがり、力強い野田首相のお言葉を聞いておられました。
開催国日本・・・FINALIST 紹介リーフレットの表紙が本宮の祭りの写真というのもそのためか。
でかした

ウェルカムディナーが始まる直前、田辺の事務所で待機をしているビューロースタッフと約束していたインターネット電話中継

着席したビューローメンバーを撮影し、きちんと映像が送られているか確認もしました。
よしよし。準備万端。これが私の重要なミッション。
私のスマホの液晶に写るスタッフの表情にも、緊張と興奮がうかがえました。
メインディッシュのローストビーフが下げられたあと、
いよいよ、司会の方が壇上に立ち、まずは、わがビュローが最終選考に残っている「ディストネーションの管理部門」のWINNER の発表。その前にFINALISTの紹介ムービーが会場のマルチパネルで紹介されます。
Destination Roros - Norway
Misool Eco Resort – Indonesia
各団体の、事業や地域の紹介とオフィシャルロゴマークが大画面に映し出され
ついに
Tanabe City Kumano Tourism Bureau
- Japan
八咫烏のビューローロゴ!
Wow!!
発表の瞬間をインターネット電話でつないで生中継する。という私のミッションも無事に遂行!
発表は、ドラムロールやピンスポットといった演出もなく、あっけなく

世界は広い。その中で最終選考の3つにまで選ばれ、設立たった6年で、こうして世界のせめぎあいの中にいることこそが奇跡です。
広い視野をもち、地域のなかでの役割を果たすこと。その意識を再確認することができたような気がします。
今回の選出にあたり、大変多くの方に応援をいただきました。受賞は、当ビューローだけのものでなく、田辺市とその周辺地域のみなさんとの取り組みの成果です。
この度の受賞にうわつくことなく、地に足をつけてがんばります。今後もご指導よろしくお願い致します。
この世界の舞台に立たせていただきました関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。
世界を知らなければと思うつぶこでした。事務局長、長期渡航・滞在の許可を

(つぶこ)