
田辺市街地から自転車でもわずか20分ほど、田辺湾の北側に突き出た岬の天神崎は、緑豊かな丘陵部と、干潮時に顔を出す21haの岩礁、湿地帯などが隣接していて、約60種類のサンゴや約200種類もの磯の生物、湿地帯に住む昆虫類や種々の草花等、豊かな海と山の自然に触れることができる場所。自然観察教室などが多く開催されています。
そして、釣りのメッカ!地元の子供なら誰しも、釣竿を抱えて自転車を飛ばして、ガシラ(カサゴ)釣りに出かけた思い出があるはず

私もン年ぶりかで、童心を忘れない大人たちによる釣り大会in天神崎に参加させていただきました

午前中のスタート時は、生憎の強風

引きがあるのか風の振動なのか全くわからない状態で、エサばかりがパクパクと食べられていき・・・午前の部の収穫は、ガシラ1匹のみでした。
少し風が止んだランチ後から、少しずつアタリが来るようになりましたが、私が釣りあげたのは小さすぎる雑魚1匹

でも周りが頑張ってくれて、午後の部、チーム全体ではガシラを計8匹釣り上げることができました

釣ったガシラを持ち帰り、煮つけにしていただいて、みんなで有り難くいただきました

釣りあげたばかりの魚は、やっぱり新鮮で美味しい〜

海からの素敵な贈り物です!ご馳走様でした

童心に返って遊んだ一日に大満足です。
この天神崎。実は、2011年7月から1年間実施されている、ACジャパンのナショナル・トラストを応援するキャンペーン「美しい自然を、残そう。」の撮影地なんです。
ご存じでしたか?キャンペーンポスターやCMで使われているあの美しい風景が、ここ天神崎なんですよ〜

ポスターやCMを見かけて、あの美しい場所は一体どこ?!と思われた方も多いかもしれませんね

天神崎は、美しい自然や歴史的建造物を市民の寄付金で買いとり保全していく運動、ナショナルトラスト運動の先駆けの地。
1974年、天神崎での宅地開発計画が持ち上がったときに、この美しい自然を守るために「天神崎の自然を大切にする会」が結成され、全国からの募金による買い取り運動がスタートしました。
また、保全活動の一環として、天神崎の自然を大切にする会が中心となって、ボランティアさんによる山・湿地・磯の清掃はもちろん、ダイバーの方々の協力を得て海底の清掃が行われています。
美しい自然と、たくさんの生き物が棲息する天神崎。この自然環境を未来の子供たちに伝え残していきたいですね

折しも、昨年7月にNPO法人日本フォトアートセラピー福祉協会が主催し、田辺市熊野ツーリズムビューローも後援団体に名を連ねさせていただいた、第2回フォトトライアスロンin田辺市/天神崎&フォトコンテストの作品展が、大阪市内で開催されています。
お近くの方はぜひ、心洗われる天神崎の写真と参加者の力作を見にいらしてください

○NPO法人日本フォトアートセラピー福祉協会2012写真展
開催場所:曽根崎地下歩道B2「イベントゾーン」
大阪市梅田地下街
JR北新地駅隣
開催期間:2012年5月6日(日)〜5月20日(日)
開催時間:始発から終電(5月20日は15:00まで)
詳細URL:http://ameblo.jp/phototherapy777/entry-11241943761.html
(しゃぶ)
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