


今回の鮎釣り教室は、日置川魅力アップ実行委員会が主催する、初心者向けの友釣り教室です。
鮎釣りにはずっと興味があったのですが、どうしても難しく、とっつきにくいというイメージでした。
今年も鮎のシーズンが到来し、教えてくださる方を探していた矢先、この体験教室のことを知り・・・道具もすべて借りられるので手ぶらで参加OKと聞き、これ幸い!とその場で申込んでしまいました


待ちに待った、当日の朝。釣れるかどうかわからないけれど、念のためクーラーボックスと氷を持参して、集合場所の田辺市中辺路町近露へ

まず、鮎の生態、友釣りとは何か、仕掛けや釣り方のポイントなどについて丁寧な説明を受け、釣り場へ移動します。

この日の釣り場は、シーズンには絶品の鮎飯を供している民宿ちかつゆの、すぐ裏手を流れる日置川水系の清流。
日置川では、5月26日から鮎釣りが解禁になっています。釣りの際には、このような↓遊漁承認証が必要。分かりやすい場所に付けて釣りをしてくださいね〜。
ウェーダーと呼ばれる防寒・防水のつなぎを着用して、竿とタモを抱えて、いざ清流へ



参加者は、まったくの初心者ばかり。右も左も分からないまま、竿の持ち方や友鮎の針の付け方、投入ポイントやどのように誘導するのかを説明していただきながら、見よう見まねで友鮎を投入してみた、数分後。
竿にずん!と重みを感じたので引き揚げてみると、なんと!一匹目が釣れていました。
突然のことで何だかよくわからなかったけど、やったね



「鮎はなわばりをもつ習性があるんや。そのなわばりにオトリの友鮎が入っていったら、野鮎が攻撃してくるやろ?そこを針にかけるんやで。
これが、日本古来の伝統的な友釣りや。エサでは釣れんから、鮎釣りは面白いんや。
野鮎のいそうなところへ攻めていかなあかん。鮎がおらんところでじっとしててもかからんで。
鮎は石につく苔を食べるから、苔がいっぱいついとる石の裏辺りへ誘導していったらええんや。」
日置川漁業組合員のコーチのご指導と、漁業組合長やスタッフの皆様の温かいご声援のお蔭で、その後もう一匹釣り上げることができました

あまりに面白かったので、教室が終了した午後も、ポイントを変えてさらに2匹ゲット

デビュー戦にしては上々の釣果だったのではないでしょうか



天然の鮎と、友鮎の養殖ものを比べてみました。色が明らかに違いますね。天然鮎が澄み切った清流をスイスイと泳ぐ様は、惚れ惚れするほど美しいです。
早速、釣った鮎を塩焼き&天ぷらに。小さい鮎なので、天ぷらにすると骨まで柔らか〜い


天然鮎は、ケイソウ類など植物性のプランクトンを食べるので、内臓もすべて安心していただくことができるのですって。
口に含むと、ほのかにケイソウの苦味が・・・この苦味は水系によって味が違うそうですよ。
自分で釣り上げたと思うと、数倍美味しく感じられますね

近露の清流・日置川のせせらぎをBGMに、マイナスイオンをいっぱい浴びて、美しい風景に癒されながら、大満足の鮎釣りデビューになりました

鮎釣り教室はこのあと、6月20・30日、7月7・18・28日、8月4・15・25日に開催予定です。
皆さんも、今年は気軽に参加できる教室で、念願の鮎釣りデビューしてみてはいかがでしょうか?
↓↓↓鮎釣り体験教室の詳細についてはこちら↓↓↓
お申込み/お問い合わせ先:日置川漁業協同組合
電話:0739-53-0023
URL :http://hikigawagyokyou.eek.jp/
↓↓↓中辺路町近露周辺の宿泊のお申し込みはこちら↓↓↓
クリック!「近露・野中」KUMANO TRAVEL宿泊お申込みページへ
(しゃぶ)
【関連する記事】