2011年05月26日

中辺路・熊野古道館の新着情報♪

熊野古道の神域の入口であり、格式高い五体王子のひとつに数えられる滝尻王子
その真向いにあるインフォメーション・センター、熊野古道館は、中辺路町内の12の王子社にちなんだという、12角形のユニークな造形が目を引く建物です。
昨年、展示物を一層充実させ、さらに洗面台や更衣室、コインロッカー、携帯電話の充電場所などを設けてリニューアルオープンしました。

DSC_0706.jpg


その熊野古道館の多目的スペース内・お土産コーナーにて、4月より、地元のスポーツショップ・Ohanaさんの協力で、有名なアウトドアグッズ・メーカー、「mont-bell」の登山グッズを一部取り扱っています!
熊よけの鈴やストック、帽子、小ぶりのリュックやレインコートなどなど・・・
お土産にも最適な、Ohanaオリジナルの熊野古道Tシャツ(mont-bell製)もありますよ〜!半袖・長袖のいずれも取り揃えております。

DSCN2595.jpg


もちろん、スタッフが常駐して熊野古道歩きなどの観光案内も承っていますので、滝尻王子から中辺路ウォークへ出発されるときは、ぜひ立ち寄りたいスポットです。

DSCN2597hat.jpg


誰ですか〜?変な帽子かぶって、たそがれているのはわーい(嬉しい顔)
飲み物や、スイーツ&お茶セットも注文できます。
素敵なテラスで、新緑と富田川の清流を眺めながら、ゆっくりお茶でもいかがですか?


↓↓↓詳細情報↓↓↓

■熊野古道館

住所:和歌山県田辺市中辺路町栗栖川1222-1
TEL:(0739)64-1470
FAX:(0739)64-1480
開館時間:AM9:00〜PM5:00
休館日:年末年始
Web:http://www.aikis.or.jp/~nakahech/sightseeing/kodoukan/

(しゃぶ)

posted by TKTBスタッフ at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 熊野古道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月18日

中辺路踏破ウォーク!

風薫る季節がやってきましたひらめき
新緑が美しい中辺路を、職場の仲間たちと、GPSと熊野古道めぐり地図帳を片手に、
2日間、ルート調査を兼ねて歩いてきました。

1日目は、滝尻王子から継桜王子までの16.9キロ。
中辺路町近露の「民宿ちかつゆ」に一泊し、
2日目は、継桜王子から熊野本宮大社までの20.8キロを踏破します。

DSCN2565.jpg


中辺路は、どの季節もそれぞれおすすめですが、
眩しいほどの新緑と、ルート沿いの草花が目を楽しませてくれる今の季節、
歩いていて本当に気持ちがよいので、私は一番好きです。

シャガの花.jpg

(写真提供:世界遺産熊野本宮館M館長)


愛らしいシャガの花が咲き乱れていました。
疲れを一時忘れさせてくれます。

マムシ草.jpg

(写真提供:世界遺産熊野本宮館M館長)


まむし草
って知ってますか?
その名の通りまむしのような形状をした草で、一瞬ぎょっとしますが、
見慣れると、これもなかなか愛嬌があるんですよ。

DSC_4312.jpg


宿泊地の、「民宿ちかつゆ」にて。
とろみのあるお湯が気持ちいい、併設の「ひすいの湯」にて一日の疲れを癒したら、
待ちに待った夕食!
温泉水を使ったお鍋は、野菜や豆腐がたっぷり入ってヘルシー!
「ひすいの湯」は重曹濃度が高いので、炊き込むほどに豆腐が少しずつ溶けて、
豆乳鍋のように濃厚になり、最後には湯葉のような膜になります。大変美味でしたよ〜!
民宿ちかつゆ自家製の梅酒をいただいた後、〆には、鉄鍋で炊き上げた豆ご飯が供されました。
旬のうすいエンドウがたっぷり、それに、香ばしいおこげ。
美味しくてついつい食べ過ぎ・・・お腹がはちきれそうでした。
鮎のシーズンには、これまた絶品の、天然鮎の釜飯をいただけますよハートたち(複数ハート)

↓↓↓民宿ちかつゆの詳細はこちらからどうぞ↓↓↓
クリック!「民宿ちかつゆ」KUMANO TRAVELページへ

DSCN2582.jpg


熊野本宮大社も目前に近づいた菊水地区の茶畑にて、お茶の葉を天日干ししていました。
新茶が出回る季節ですね。
ほのかにお茶の清々しい香り・・・心身ともにリフレッシュして、ラストスパートも頑張れました!

私は、2度目の中辺路(世界遺産ルート)踏破でしたが、
温泉やおいしいお食事、美しい風景に癒されながら、
初めてのメンバーも、怪我もリタイアもなく、楽しく完歩することができました。
次回はぜひ、行ったことがないルートに果敢に挑戦したいと思います!

(しゃぶ)

posted by TKTBスタッフ at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 熊野古道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月05日

海を望む紀伊路「千里王子」

大阪・京都を出発し、熊野三山を目指して海岸線沿いを進む道、紀伊路。
その紀伊路の王子社のひとつ、「千里王子」を訪れました。


DSC_0231x.jpg


DSC_0267x.jpg


千里王子」は、「枕草子」や「伊勢物語」など、多くの文学作品に登場する景勝地、南部町の千里ヶ浜に面しています。
別名「貝の王子」とも呼ばれ、室町時代に足利義満の側室・北野殿が参詣した際に、浜辺で拾った貝を王子社に奉納したのだとか。
そんな言い伝えからか、今でも王子社の木柵の上には、貝殻がたくさん供えられています。
なんだかロマンティックですねぴかぴか(新しい)
しゃぶも、千里ヶ浜で拾った真っ白な貝殻を、そっと置いてきました。

DSC_0261x.jpg

千里王子」参道から望む、千里ヶ浜の海・・・

DSC_0274x.jpg

京の都から遥々やってきた旅人たちは、ここから広大な海を眺め、何を思ったのでしょうか。
中辺路小辺路とは全く異なる魅力を持つ紀伊路を、
古に想いを馳せながら歩いてみたくなりましたぴかぴか(新しい)


【訂正のお知らせ】

元のブログ記事では本文中の「紀伊路」を、「大辺路」と間違って表記しておりました。
正しくは「紀伊路」であるとご指摘をいただきましたので、訂正してお詫び申し上げます。
ご指摘ありがとうございました!


(しゃぶ)


posted by TKTBスタッフ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 熊野古道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

大雲取越・小雲取越ウォーク【小雲編】

小雲リポートです!

小雲は大雲より楽やから楽やで〜

・・・なはずなのに小雲取越もいきなり急な石畳の階段から始まりました。
1日目の疲労と荷物の重さと暑さでぐったりへろへろ〜ふらふら
なかなか足が上がりませんあせあせ(飛び散る汗)
長く厳しい登りが果てしなく続きます。

小雲取越.jpg

緑たっぷりの大自然の中。
山々の稜線がくっきり見えています。
ヤマツツジもかわいらしく咲いています。
小鳥のさえずりが励ましてくれます。
後ろを歩いてくれていた、ばんさんもそれに応えるように口笛を奏でますわーい(嬉しい顔)

小雲取越3.jpg

桜峠や石堂茶屋跡を過ぎ、いよいよ百間ぐらへ。
何回か来たことはありましたが、この日の百間ぐらの風景はよりいっそうきれいでした。

DSC_0182.jpg

木々の間から熊野川が見え始めたときは、「もうすぐ着く〜」とうれしくなりました。
そして、そして、ついに念願の熊野本宮大社に到着exclamation
大感動ですぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
お礼参りをして、無事1泊2日の旅も終了。
大雲取越・小雲取越ウォーク踏破できました!
次回の古道ウォークも、楽しみにしていますかわいい


ちゅー
posted by TKTBスタッフ at 11:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 熊野古道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月20日

大雲取越・小雲取越ウォーク【大雲編】

週末は、ビューローと市役所職員の有志にて、一泊二日で大雲取越・小雲取越ウォークへと出かけてきました。
桜もほぼ散って、新緑が眩しい季節ぴかぴか(新しい)お天気にも恵まれ、出発地点の熊野那智大社
旅の無事をお祈りした一行は、それぞれのペースで気持ちよく大雲取越の古道を歩き始めました晴れ

s-DSC_0008.jpg

大雲取越を歩いてまず気がついたのは、苔生した丸い巨岩が至る所に転がっていること。
熊野古道の他のルートでは見られない、なんとも奇妙で美しい光景です。
山深いこの地に、なぜ真ん丸の岩が・・・もしかして、ここは元々海の中だったのでは?
などと推測してみたり。どなたか詳しい方がいらしたらぜひ教えてください。

s-DSC_0049.jpg

前日まで降り続いた雨で、山はすっかり潤いを取り戻して、木漏れ日を受けてキラキラと光る若葉や苔がきれいですぴかぴか(新しい)
そっと指で触れてみるとふかふかと柔らかく、優しい気持ちになりました。
那智勝浦町を一望できる舟見峠にて、をさが持参してくれた携帯ヤカンセットでコーヒータイム。
素晴らしい眺望と美味しいコーヒーが、険しい上り坂で疲れた体を癒してくれます。

s-DSC_0026.jpg

その後も高低差の大きいアップダウンを繰り返し、いよいよ大雲取越最後の難所・胴切坂へ。
ここは、あまりにも急なため、歩く者の胴体が捻じ切られそうになることから「胴切坂」と呼ばれるようになったそうです。
大きさの不揃いな石畳がゴロゴロする急勾配の坂に悩まされながらも、滑らないようにゆっくりと下っていきます。
円座石(わろうだいし)を抜けたら、ゴールはもうすぐ。
なんとかその日のお宿がある小口へ到着しました。
目に飛び込んできた地元の酒屋で飲んだビールの美味しかったことハートたち(複数ハート)これだから、山はやめられませんわーい(嬉しい顔)

小口での夜夜
降ってきそうなほど満天の星を、インターバル撮影してみました。
初挑戦でしたが、コンポジ写真の達人のをさに手伝ってもらい、ちょっとピンぼけですが
流れ星のような素敵な写真が出来上がりましたひらめき

s-のりコンポ1.jpg

早起きして迎えた、2日目の小雲取越
1日目は、荷物を宿まで搬送してくれる手荷物搬送サービスをお願いしたのですが、
小雲は大雲より楽やから大丈夫やで〜
というをさの言葉を信じ、荷物を全部背負って小雲取越に臨んだ一行は、大苦戦を強いられることに・・・exclamation&question
その様子は、次回のちゅーさんの、小雲リポートにてお届けしますひらめきお楽しみに〜グッド(上向き矢印)   (つづく)



(しゃぶ)
posted by TKTBスタッフ at 11:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 熊野古道関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。