大阪・堺市が事務局として運営する、様々な場所を学習の場として体験や講義などを展開していく環境教育「堺エコロジー大学」の一環で「熊野本宮子ども☆エコツアー」が実施され、田辺市熊野ツーリズムビューローが旅行企画と、NPO法人熊野本宮と連携した現地対応のお手伝いをさせていただきました。
堺市と本宮町は友好都市提携をしていたこともあり、堺市の新しい取り組みである、学生(関西大学安田ゼミ)×市民(子ども)×地域住民(本宮地域)が交流するスタイルの体験学習のフィールドとして2回目の開催となります。
昨年の経験を踏まえて、学生さんを中心に様々なアイデアを形にした3泊4日のプログラム。堺市から小学5〜6年生39人が参加してくれました
猛暑続きの天気から不安定なお天気になった8月29日、当日参加をやめる子どももいるのでは?と心配しましたが、応募してくれた全員が元気に参加!お弁当を食べて、キャンプを張ったあとは元気に川遊び。集落がにぎわいました。
ヒノキの間伐体験では、森が持つ環境への大きな役割、植林の意義や手入れの大事さを学びました。慣れない山の斜面での作業も慣れたころ、ぽつぽつと雨が降り出し、もうちょっとやりたかったかな。
3日目ともなれば、疲れも出てくるころ。暑くてへばっているかと思いきや、流しそうめんでのテンションのあがりようにはびっくりさせられました
流しそうめんを流すのも近所でわけてもらった竹で、手作り!現地で指導してくれたSさんについて、学生さんも裏方がんばりました!(ごくろうさま)
廃校となっている旧皆地小学校でのキャンプ3泊は初めての試み。学校に灯りがともり、子ども達の、笑ったり歌ったり踊ったりするにぎやかな声が集落に響き、学校の本来の生き生きとした営みに、地域の方も喜んでくれました
3日目朝、本部としていた元職員室にもすっかりなじんだ私は
「この子たちが帰ったら淋しいな・・・」という気分になってしまいました
3泊4日の滞在で、生物がいっぱいのきれいな川、自然の中で遊ぶこと、森の営みを間近で体験し、環境への理解やにつながる何か大事なものを持ち帰ってくれたらうれしく思います。2学期も元気で勉強がんばってね。
また来年、熊野の地でお会いしましょう〜
(こつぶ)