

主な目的は、ガリシア州・オーレンスで開催された国際温泉観光会議(International Congress on Thermal Tourism)への参加です(会議詳細は、こちらの記事をご覧ください)。
スペイン、日本、フランス、イタリア、ベルギー、イギリス、アメリカ、ニュージーランド、ポルトガル、ハンガリー、チュニジア、クロアチア、マレーシア、コスタリカ、アラブ首長国連邦、アイスランド(順不同)と、計16ヶ国から参加者が集結した中、日本から参加したのは、私1人だけ

英語、スペイン語が飛び交う中、私も拙い英語でプレゼンを行い、いろんな方と交流してきました。
会議でのプレゼンや他の方からの質問で知ったのは、欧米では、温泉(SPA)といえば、
病がある方の療養施設や肥満の方のための治療施設であったり、庶民には手の届かない高級リゾートであったりするのが一般的ということ。
開催地のスペインでは特に、ほとんどの温泉施設にお医者様がいらっしゃるそうです。
ただ、それが温泉観光地の振興に支障をきたしている一面もあるとのこと・・・

そんな中、誰でも気軽に温泉を楽しめる日本の現状は非常に興味深いようで、うらやましがられました。
ビューローのプレゼンも大好評で、熊野古道へ行ってみたい!とか、
プレゼンで紹介した老舗旅館、龍神温泉の上御殿や、湯の峰温泉の旅館あづまやにぜひ泊まってみたい!という声も聞かれました



会議後の視察で訪れた、スペインでは数少ない、療養施設ではない温泉

なんとここは、露天風呂ひとつひとつに、熊野古道にまつわる地名がつけられているんですよ

本宮温泉、つぼ湯温泉、新宮温泉、那智温泉など・・・施設も、そこはかとなく和風

私も入らせていただきましたが、大変いいお湯でございました



会期中は毎日朝から晩まで会議出席、夜はそのまま全員参加のパーティー、空き時間は視察・・・というハードスケジュールの中、時間を工面して、半日だけオーレンスの隣町、サンティアゴ・デ・コンポステラを訪れました。
ここは、熊野古道と合わせて世界で2例しかない、参詣道として世界遺産登録されている、サンティアゴ巡礼の道の終着地点で、ビューローも現地の観光局と共同プロモーションを行っています。
観光局の方の案内で、終着地点のカテドラル(大聖堂)を見学し、その迫力と歴史、人々の篤い信仰心に圧倒されました


ガリシア州の名物といえば、タコだそうです

オリーブオイルと岩塩、サフランだけで味付けされたタコはジューシーで大変美味

その他にも豊富な魚介類やイベリコ豚などのご馳走を、美味しいワインと一緒にいただきましたよ

ワイン大好きな私は大満足〜

会議参加と視察で慌ただしいスペイン出張でしたが、とってもよい経験になりました。
この経験を、これからのプロモーションに生かしていかなければ

そして、もっと英語を勉強しなければ


(しゃぶ)