田辺に住み始めて5年。
すぐに気付いた田辺(他でも使うかもしれないが?)の方言が「
さぁよ!」。
私のホームタウンでも使う言葉だが、知らなかったり、分からなかったりする場合のみに
使われるので、同調する場合の「さぁよ!」を田辺のまちで初めて聞いたときは驚いた。
まだ、田辺弁の上級者ではないので、上記の解釈は100%正しいとは限らないが、
前後の会話や時々の状況で色んな意味に化ける言葉だということだけは、どうやら間違いなさそうだ。
しかも最近は、「
SA〜YO」が微妙に違うイントネーションで使い分けられていることにも気付き始めた。
同調する時には、最初の「
SA」にアクセントを置き、短めにはっきりと発音する。
よくありそうなやり取りを紹介してみたい。
まずは、同調バージョン使用例。
A「昨日は、やにこぅ雨降ったの〜」
B「
Sa〜yo!よぅ降ったの〜。雷も鳴っとったな〜」
… こんな感じだろうか。
また、質問に対して答えが分からない時などは、英語の疑問符を使う時とよく似ていて、
語尾を上げながら伸ばしぎみに 「
Sa〜yo〜?」 と発音する。
小さな声で自信なさげに言えばもっと効果が出るかもしれない。
次に、疑問バージョンの使用例。
A「明日の餅まき何時からやったか〜?」
B「
Sa〜yo〜?夕方やと思うけど、はっきり知らんわ〜」
… こんな感じだろうか。
まるでカメレオンのようで便利な言葉。
今では当ビューローの外国人スタッフも使っている「さぁよ」。大事にしたい。
最近注目している言葉は 「今日(きょう)
は…」 と 「今日(きょう)
はは(Wa-wa)…」。
決して 「明日はは」 とか 「昨日はは」 とはいわないようだが、イマイチ正確な使い分けを理解していない。
言葉は文化、その土地の人になりきって早く自然体で使いこなせるようになりたいものだ。

このコどこの子?
さぁよ〜?
【をさ】
posted by TKTBスタッフ at 08:31|
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