どうもはじめまして、こんにちは!
新人スタッフの
じょいです
猫とチョコレートとアシュトン・カッチャーが大好きな23歳独身乙女です。
5月よりビューローで働かせていただいております!
スタッフの方はみんな優しくて笑いの絶えない素敵な職場です。
ここに来てから、私は今まで本当に地元和歌山について何も知らなかったんだなーと
身にしみて感じる毎日であります。
これからどんどん勉強していきたいと思っていますので
皆様どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
さて早速ですが先日、田辺市は中屋敷に在る
南方熊楠顕彰館、
南方熊楠旧邸に見学に行ってまいりました!
南方熊楠顕彰館
南方熊楠旧邸
南方熊楠といえば、粘菌の研究で世界にその名を知られる奇想天外な博物学・生物学・民俗学者さんですね。
彼をモデルにした漫画も出版されているぐらい、波乱万丈な人生を送られていたようです。(「てんぎゃん -南方熊楠伝-」、「猫楠」など)
顕彰館は熊楠邸の隣に建てられていて、彼についての情報がわかりやすく見やすく展示されていました。
当時の熊楠氏に関する新聞のスクラップや、昭和天皇に献上したというキャラメルの箱まで見ることができます!
個人的に面白そうだなと思ったのが、南方曼荼羅と呼ばれる彼が独自に考えだしたという曼荼羅についての構造なのですが^^
ここ顕彰館では、熊楠氏がノートに書いた曼荼羅を3Dで再現、立体で南方曼荼羅を見られるという画期的な設備がありました!
一見何かのいたずら書きのようにも見えるこの絵が表す彼の世界観・・・
言葉ではうまく伝えられないので、ぜひ皆さん足を運ばれその目で確かめてみてください。
わからないんだけどなんかすごいーって思いました、私は。
熊楠旧邸は彼が晩年住んだ家で、研究に使っていた離れや倉、彼の死後、脳の解剖やデスマスクの作成などが行われた母屋も、中には復元された箇所もあるそうですが、ほぼそのままの形に残っています。
敷地を覆うほどの木々に囲まれた熊楠邸に一歩足を踏み入れると、そこだけ時間の流れが違うような、不思議で何故か懐かしい感覚に包まれました。。
彼の研究の場でもあった大庭には、今も枇杷や檸檬などの果実がたわわに実っておりました!
有名な安藤みかんの木もありましたよ^^
熊楠氏が好んでその果汁を飲んでいたというあのみかんですね。
果汁が多く、食べるよりも絞って飲むのに適しているそうです。
甘くもなくすっぱくもない中途半端な味なそうな・・一度飲んでみたいですね^^
しかしこの庭、維持するのが大変だそうで、毎日手入れをしても、小さな草がすきまからどんどん生えてくるのだそうです。
最近はなんでもボタンひとつで用事が済んじゃう世の中になってしまって、苦労を乗り越えた先の喜びや感動が失われてしまっている、だから実は人間不便なぐらいが快適なんですよ、と案内していただいた方はおっしゃっていて、なるほど〜と感動したじょいでありました。
南方熊楠という人物を知っていくにつれて、これまで彼のことを「地元でちょっと有名な人」ぐらいにしか認識していなかった自分が恥ずかしくなりました・・・
我らが和歌山はこんなにすごい人を世界に送りだしていたんですね〜またも感動。
若い人たちにももっと知ってもらいたいと思いました。私たちのふるさとが生んだ偉人を。。
神島も
継桜王子の一方杉も、
神社合祀にあって伐採されるはずだった樹齢何百年の大木も、みーんな彼が守ってくれたんですね。
顕彰館や熊楠邸で資料を見てお話を伺い、熊楠氏なくして今の熊野はないんだと切実に感じました。
ありがとう熊楠さんm(_ _)m
和歌山に生まれ和歌山を愛し和歌山で死んだ彼
そこで生きている私たち
これはもう何かの縁に違いないと、嗚呼あたしも和歌山で生まれて本当に良かったなとしみじみ思う今日このごろです。
(じょい)
【参考URL】
○南方熊楠顕彰館HP
http://www.minakata.org/○南方熊楠記念館HP
http://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/
posted by TKTBスタッフ at 14:41|
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